タスクスケジューラ紹介

  • 作成者:ayuan0625
  • 編集回数:48次
  • 最終更新:FRInternational 于 2022-09-06
  • 一.概要

    1. 定期的に帳票を自動作成・保存したい時は、帳票をタスクスケジューラに追加すると便利です。タスクスケジューラを設定すると、サーバは指定された時間になると設定されたタスクを実行して、結果をファイルに保存します。

    2. また、使用者は結果をメール、プラットフォームメッセージなどの形で通知するのを設定し、タイムリーに対応できます。

    二.タスクスケジューラの紹介

    1.管理ポータルの設定画面に入る 

    1.[システム]-[タスクスケジューラ]に入り、タスクスケジューラの設定をします。

    2.または、http://localhost:8075/webroot/decision/timer(ビルドインプロジェクトの場合)からタスクスケジューラ設定に入ることもできます。

     

    2.タスク管理のページ

    1.タスクスケジューラページでは、タスクを新規作成・変更・削除することができます。タスクスケジューラの詳しい設定の方法について、[タスクスケジューラ設定手順]をご確認ください。

    2.新たに設定されたタスクは、タスクスケジューラの管理パネルにおけるリストで表示されます。下図のように、一回実行する編集コピー確認削除ができます。

    注:「スケジューラオブジェクトなし」と設定されているタスクは、テンプレート使用の欄では、「- -」が表示されます。

     

    3.運行モニタリング

    1.運行モニタリングは、主にログの機能をはたしており、タスク実行の簡単な情報を確認できます。 

    2.既定では、運行モニタリングには当日のタスクのみが表示されます。検索バーからテスクの実行記録を確認することができ、何も入力せずに検索ボタンを押すと、すべてののタスクデータが表示されます。

     

    3.2020-07-08及びそれ以降のJARファイルでは、「運行モニタリング」ページに実行中のタスクを表示するようになりました。実行しているタスクは、「運行モニタリング」ページの[実行中のタスク]に表示されます。

      

    注:[実行中のタスク]リストでは、既定では当日のタスクであるかどうかと関係なく、すべてのタスクが表示されます。

    4.結果ファイルの確認

    1.既定では、タスクの実行が終了すると、結果ファイルが%FR_HOME%\webapps\webroot\WEB-INF\scheduleに保存されます。

     

    5. グローバル設定を変更

    1.グローバル設定のページで、プラットフォームメッセージまたはEメールアラートで運行エラーを送る設定をすることができます。アラートメッセージには、タスク名とエラー発生の時間が記載されます。タスクスケジューラページの左上にある[グローバル設定]ボタンを押すと、アラートメッセージの設定ができます。

    2.アラートメッセージを送る方法は、プラットフォームメッセージとEメールアラートがあります。アラートメッセージには、タスク名とエラー発生の時間が記載されます。メールサービス設定の方法について、Eメール管理をご確認ください。

    注:リスタートの設定が有効にされているタスクは、最初の実行が失敗しても、リスタートが成功に完了したら、アラートしません。リスタートも失敗した場合にのみ、アラートメッセージが送られます。

    3.スケジューラタスクが失敗したら、エラーメッセージが送られます。下の画像の通りです。R1はタスク名、R2は運行時間です。

    プラットフォームメッセージ

     

    Eメール

    三.実行過程

    スケジューラタスクが実行される順序は次の通りです。

    • タスクが実行される最初の段階で、実行条件に満たしているか判断します。Trueであればスナップショットを作成しますが、Falseであればリスタート設定を確認します。

      • リスタートが有効にされていれば、間隔時間が過ぎると、改めて実行条件の判断に戻ります。

      • リスタートが無効の場合、タスクが終了されます。

    • スナップショットの作成が成功したら、結果を送ります。スナップショットの作成が失敗したら、リスタート設定を確認します。

      • 有効の場合、間隔時間が過ぎると、改めて実行条件の判断に戻ります。

      • 無効の場合、タスクが終了されます。

    • 結果を送るプログラムが終わると、プログラムが成功したかにかかわらずタスクが終了されます。

    四.数式の使用

    1.帳票がサポートしている数式は、タスクスケジューラもサポートしています。

    2.数式の使用範囲について、下の表をご確認ください。

    FineReport帳票の類型

    数式の使用位置

    備考

    一般帳票

    スケジューラオブジェクト-パラメータ設定

    スケジューラオブジェクト-ファイル名

    スケジューラ周期-実行条件-数式判断

    ファイル処理-プラットフォーム通知-テーマと内容

    ファイル処理-Eメール通知-テーマと内容

    ファイル処理-クライアント通知-テーマと内容

    ファイル処理-SMS通知-SMSパラメータ

    --

    ブロック帳票、ダッシュボード

    スケジューラオブジェクト-ファイル名

    スケジューラ周期-実行条件-数式判断

    ファイル処理-プラットフォーム通知-テーマと内容

    ファイル処理-Eメール通知-テーマと内容

    ファイル処理-クライアント通知-テーマと内容

    ファイル処理-SMS通知-SMSパラメータ

    1)デフォルトページセルのみサポート、シートを跨ぐことができない

    2)ブロック帳票では、複数のblockがあるなしと関係なく、パラメータをA1のようなblock名がない形ではなく、必ずblock1~A1のような形でブロック名を付けなければなりません。

    注:2020-04-26及びそれ以降のJARファイルでは、タスクスケジューラの設定ページには[ブロック帳票]のセルの数値の取得をサポートできるようになりました。

    五.スケジューラタスクにおけるユーザエラーメッセージの消去

    1.2020-06-08 及びそれ以降のJARファイルでは、タスクスケジューラの設定が終わった後、タスクの既定ユーザグループ に属しているユーザ・役割・部署・役職を、ユーザ管理から削除して、タスクを再び実行すると、fanruan.logファイルにerrorレベルの記録が記入されます。

    2.具体的なロジックは、次の表をご確認ください。

    消去した内容

    詳しいシーン

    エラーメッセージ

    ユーザが消去される

    ポータルユーザ

    1人のユーザ:一行のエラーメッセージ

    200人のユーザ:一行のエラーメッセージ、200人のユーザが消去されたことを記載。

    200人以上のユーザ:一行のエラーメッセージ、200人のユーザが消去されたことのみを記載。

    カスタマイズユーザ

    フィールドにあるものの、マッチングが失敗したユーザであれば、すべてエラーメッセージに記載。最多200個。

    書式:

    既定ユーザグループの一部のユーザは存在しない、タスクスケジューラ任務:[ユーザ名(ユーザ名)]を確認してください。

    例示:

    既定ユーザグループの一部のユーザは存在しない、タスクスケジューラ任務:[ユーザ名(ユーザ名)]を確認してください。

    役割が消去される

    1つの役割:1行のエラーメッセージ

    複数の役割:1行のエラーメッセージ

    既定ユーザグループの一部の役割は存在しない、タスクスケジューラ任務を確認してください。

    部署が消去される

    1つの部署:1行のエラーメッセージ

    複数の部署:1行のエラーメッセージ

    既定ユーザグループの一部の部署は存在しない、タスクスケジューラ任務を確認してください。

    役職が消去される

    1つの役職:1行のエラーメッセージ

    複数の役職:1行のエラーメッセージ

    既定ユーザグループの一部の役職は存在しない、タスクスケジューラ任務を確認してください。


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