一.概要
[役割毎の権限認証]は、テンプレート認証方式の一種であります。管理者はユーザの部署、役割などからテンプレートへのアクセス権限を配分できます。例えば技術サポート責任者にBテンプレートの閲覧権限のみ配分すると、Aテンプレートへのアクセスが出来なくなります。
この認証は、規模が比較的大きくユーザも多い、かつテンプレートが少なく、それらを各部署と役割に割り当てようとするシステムに適切です。
テンプレートを閲覧するには、テンプレートの閲覧権限を持っているIDを使ってポータルにログインしなければなりません。ここでいうログインとは、ポータルにログインすること、つまり帳票システムで設定されているユーザ名とパスワードを認証するということです。ユーザ認証と共に利用します。つまり[ユーザ管理]-[グローバル設定]で設定された認証方式と同じです。
二.操作手順
1.認証を有効にし、テンプレートを選択
2.役割権限設定
1.[システム]-[テンプレート管理]-[グローバル設定]で役割毎の権限認証に設定します。
2.保存すると、権限配分のページに変わり、ポータル内のすべての部署、役割、ユーザが表示されています。
3.権限設定
例えば、ユーザJackにテンプレート[入門デモ.cpt]への閲覧権限を有効にし、書き込み権限を無効のままにします。
3.効果の確認
入門デモ.cpt
3.書き込みプレビューで[入門デモ.cpt]を開きます。
http://localhost:8075/webroot/decision/view/report?viewlet=%25E5%2585%25A5%25E9%2596%2580%25E3%2583%2587%25E3%2583%25A2.cpt&op=write
4.Jackのアカウントでログインしても、書き込みができません。
http://localhost:8075/webroot/decision/view/report?viewlet=%25E5%2585%25A5%25E9%2596%2580%25E3%2583%2587%25E3%2583%25A2.cpt
6.Lilyのアカウントでログインすると、テンプレートを閲覧できません。