1.GISレイヤー(基礎のレイヤー)
GISレイヤーとは、一番下に表示される地図のレイヤーです。FineReportでは、様々なmapbox GISレイヤーをサポートしており、GISレイヤーのカスタマイズもできます。詳しくは、GIS背景を参考し、地図管理からGISレイヤーを作成してください。
カスタムレイヤーには、以下の二種類があります。
1.カスタムtileLayer
典型的なtileLayer、例えばmapbox地図タイルデータまず、オンラインのGISレイヤーのURLを申請します(例えばhttps://api.mapbox.com/styles/v1/wangjun1303/ckd8o30i20wiu1in244hmlrgb/tiles/256/{z}/{x}/{y}@2x?access_token=pk.eyJ1Ijoid2FuZ2p1bjEzMDMiLCJhIjoiY2l4OHBscnYwMDAwdTJ5cWY5cnRrZGM0ZSJ9.FQy75sTd5x1dujqvTsLzvA)。次に、URLを[地図]-[基本]-[GISレイヤー]-[カスタムTileLayer]の[url]欄に張り付きます。[Attribution]で地図の著作権情報を入力することもできます。
2.カスタムWMSサービス
arcgisなどの地図ツールが提供したWMSサービスを使って、ローカル・エリア・ネットワークでオフライン地図の表示が可能になります。
WMSレイヤーは、[タイプ]-[基本]-[GISレイヤ]-[url]に貼り付けます。[接続]をクリックして、接続テストが成功していれば、詳しい設定項目が利用可能になります。
注:FineReportでWMSを設定する際は、GetCapabilitiesリクエストのみが必要です。例えば:http://webmapping.mgis.psu.edu/geoserver/wms?が利用可能です。FineReportはWMSプロトコルによって自動で利用可能なレイヤーを選びますので、使用者から詳しいレイヤー情報を入力する手間がなくなります。
2.表示データ
表示データとは、地図にエリアまたは点を表示させる機能です。例えば、GISレイヤーから東南アジア諸国をハイライトするとします。
1.表示データは、JSON形式で%FR_HOME%\webapps\webroot\WEB-INF\assets\mapに保存されています。地図データは、mapの下のgeographicフォルダに保存されており、カスタム地図画像はimageフォルダに保存されています。現在では、世界、日本、中国、東南アジアの地図を提供しています。カスタム地図のフロントエンド画面の詳しい使用方法は、地理情報、イメージカスタマイズをご確認ください。
2.自らJSONファイルを作成して設定することもできます。書式は以下の通りです。
{
"type": "FeatureCollection",
"features":
[
{/* Here below is the first region */
"type": "Feature",
"geometry":
{
"type": "MultiPolygon",
"coordinates":
/* Here stores the coordinate pairs of region multipolygon */
[
[
[
117.210024,
40.082262
],
[
117.344299,
40.13443
]
]
]
},
"properties":
{
"adcode": 110000,//Here is the area code
"name": "Beijing",//Here is the area name
"center":
/* Here stores the coordinates of the center point*/
[
116.405285,
39.904989
],
"bbox":
[
115.426264,
39.44296,
117.49582,
41.053072
]
}
}
{/* Here is the second region */}
{...}
...
]
}
{
"features":
[
{/* Here below is the first point */
"geometry":
{
"coordinates":
/* Here stores the coordinates of the point */
[
111.5547,
22.1484
],
"type": "Point"
},
"properties":
{/*Point name*/
"name": "Macau Special Administrative Region"
},
"type": "Feature"
},
{/* Here is the second point */}
{...}
...
]
}
3.データマーチングのロジック
データベーステーブルにおけるデータと指標の名前は、必ず地図のJSONファイルにおけるエリア/ポイントの名前と一致しなければなりません。一致していない場合、データベースでエリアの設定値を変更するか、JSONのデータを修正するか、またはチャート設定でマニュアルで対応関係を配置しなければなりません。
3.表示スタイル
表示スタイルとは、データの表示方法のことです。表示スタイルには、点、エリア、フロー、または以上の内容の組み合わせが選択できます。以下の4編のマニュアルは、それぞれ4種類の表示スタイルについて紹介しています。エリア地図、ポイント地図、フロー地图、組み合わせ地图。