漏斗チャート

1.バージョン

2.応用シーン

漏斗チャートは、データの段階的減少プロセスを可視化するグラフです。主に転化プロセスの各ステップと、各ステップ間の数値変化を示すために使用されます。上部が広く下部が狭い形状で、データが初期段階から最終段階まで減少する様子を視覚的に表現します。

例えば、製品を見ることから購入に至るまでのユーザ数変化を漏斗チャートで表示する場合：

3.基本要件

漏斗チャート作成の基本要件は以下の通りです：

4.チャートの特徴

1）メリット

● 直感的な可視化：データの減少過程をグラフィカルに視覚化できます。

● 転化率の強調：各段階における転換率やボトルネックを明確に表示します

2）デメリット

● 情報の制限：データの増加や順序のないデータには適しません

● 複雑な構造への不向き：分岐や戻りのあるプロセスは直感的に表現しにくいです

1.データ準備

1）ユーザはFineBIシステムにログインし、[自分の分析]をクリックし、特定のフォルダを選択して[分析テーマ新規]をクリックします。以下の図のように：

2）[ローカルExcelファイル]-[データアップロード]をクリックし、テーブルデータをアップロードします。以下の図のように：

サンプルデータ：漏斗チャートサンプルデータ.xlsx

3）アップロード後、[確定]ボタンをクリックします。以下の図のように：

2.コンポーネント作成

1）左下隅の[コンポーネント]ボタンをクリックします。

2）フィールド「ステップ」と「人数」をコンポーネントにドラッグし、[チャートタイプ]を[漏斗チャート]に選択します。以下の図のように：

3）人数に基づいてステップを多い順に並べ替えます。以下の図のように：

3.ラベルを設定し転換率を表示

1）[ラベル]をクリックし、[転換率を表示]をチェックします。

2）コンポーネントのタイトルを「単一指標漏斗チャート」に変更します。以下の図のように：

4.効果プレビュー

1）PC端末

2）モバイル端末

機能説明：

1）6.0バージョンでは、サイズバーに複数の指標フィールドをドラッグできます。

2）サイズバーに複数の指標フィールドをドラッグした後、ラベルバーに「指標集計値表示」フィールドが追加されます。指標集計値は、各指標が対応するディメンションフィールドでグループ化された後の集計値を表します。チェックを外すと、ドラッグしたラベル内のフィールドに従ってラベルが表示されます。

3）サイズバーに複数の指標フィールドをドラッグした後、ヒントにはデフォルトで「指標名」と「指標集計値」の2つのフィールドの値が表示されます。

シーン例説明：

1）サイズバーに2つ以上の複数の指標フィールドをドラッグし、「指標名」を色バーにドラッグします。この時、漏斗チャートのサイズ属性はドラッグした異なる指標の集計値にマッピングされ、異なる指標は異なる色で表示され、「指標名」と「指標集計値」の凡例が表示されます。

2）サイズバーに2つ以上の複数の指標フィールドをドラッグし、「指標名」を細粒度バーにドラッグします。この時、漏斗チャートのサイズ属性はドラッグした異なる指標の集計値にマッピングされ、「指標集計値」の凡例が表示されます。

1.データ準備

本文の第2章第1節にご覧ください。

サンプルデータ：漏斗チャートサンプルデータ2.xlsx

2.コンポーネント作成

1）左下隅の[コンポーネント]ボタンをクリックします。

2）[チャートタイプ]の下で[漏斗チャート]を選択します。

3）左側の分析待ちエリアの指標フィールド「製品を見る」、「製品を使用する」、「価格を問い合わせる」、「契約書を送付する」、「製品を購入する」を順に[チャート属性]のサイズバーにドラッグします。以下の図のように：

3.コンポーネントの美化

3.1ラベルの設定

左側の分析待ちエリアの「指標名」フィールドをラベルバーにドラッグし、ラベル設定ボタンをクリックして、ポップアップの設定ボックスで[指標集計値表示]をチェックします。以下の図のように：

3.2色の設定

左側の分析待ちエリアの「指標名」フィールドを色バーにドラッグし、異なる指標は異なる色で表示されます。以下の図のように：

3.3凡例の設定

[コンポーネントスタイル]-[凡例]をクリックし、[全ての凡例を表示]のチェックを外します。以下の図のように：

4.効果プレビュー

1）PC端末

2）モバイル端末

1.データ準備

本文の第2章第1節にご覧ください。

サンプルデータ：漏斗チャートサンプルデータ.xlsx

2.コンポーネント作成

1）左下隅の[コンポーネント]ボタンをクリックします。

2）[チャートタイプ]の下で[漏斗チャート]を選択します。

3）左側の分析対象エリアから「人数」フィールドを「チャート属性」下のサイズ欄にドラッグし、[ステップ]フィールドを縦軸にドラッグします。以下の図のように：

4）縦軸の[ステップ]フィールドのプルダウンボタンをクリックし、[降順]-[人数]を選択します。これにより、ステップが人数の降順に並べ替えられます。以下の図のように：

3.コンポーネントの美化

3.1色の設定

「人数」フィールドを色の欄にドラッグし、色の設定ボタンをクリックします。[グラデーションタイプ]はデフォルトで[連続グラデーション]、[グラデーションスキーム]はデフォルトで[自動]、[グラデーション区間]はデフォルトで[自動]となっていますが、必要に応じて[グラデーションタイプ]、[グラデーションスキーム]、[グラデーション区間]をカスタマイズできます。以下の図のように：

3.2ラベルの設定

「人数」フィールドをラベル欄にドラッグすると、チャートに人数ラベルが表示されます。以下の図のように：

3.3凡例の設定

[コンポーネントスタイル]-[凡例]をクリックし、[全ての凡例を表示]のチェックを外します。以下の図のように：

4.効果プレビュー

1）PC端末

2）モバイル端末