バックアップ復元

  • Last update:  2025-03-25
  • 運用保守プラットフォームでデプロイされたFanRuanロジェクトに対しては、 運用保守プラットフォームでは [バックアップ管理] 機能を提供しております。ワンクリックバックアップ、 自動バックアップ、リモートバックアップに対応しています。

    ただし、運用保守プラットフォームでデプロイされたFanRuanプロジェクトでは、当該のプラットフォームのバックアップとリカバリ機能を使用して内容を復元することはできません。

    運用保守プラットフォームを使用して、以下の操作を行ってください:プロジェクトのバックアップ、プロジェクトの復元ワンクリックバックアップ、自動バックアップ、リモートバックアップをサポートします。ワンクリック復元、ダウンタイム復元もサポートしています。

     

    一.概要

    1.バージョン

    FineBIバージョン

    機能変動

    6.0

    -

    6.1.5

    FineBIにリカバリを設定する操作を行った後、手動でプロジェクトを再起動する必要があることを強調する警告を追加

    2.応用シーン

    • 古いバージョンのプラグインを使用したいが、プラグイン管理では最新バージョンしか検索できない場合。

    • 重要な帳票やダッシュボードのテンプレートを誤って削除した場合。

    • JAR ファイルを更新した後、元のバージョンに戻す必要がある場合。

    3.機能紹介

    プラットフォームはバックアップとリカバリの機能を提供しており、[プラットフォーム設定]、[帳票テンプレート]、[ JARファイル]、[プラグイン]のバックアップ復元をサポートしています。以下の図のように:

     1-正式版.jpg

    4.非対応シーン

    War パッケージによる圧縮デプロイでは、バックアップおよびリカバリ機能を使用できません。War パッケージによる非圧縮デプロイでは、バックアップおよびリカバリ機能を利用可能です。

    WebLogicでのWARパッケージのデプロイ時、デフォルトでは圧縮デプロイが行われます。WebSphereやTomcatでのWARパッケージのデプロイ時、デフォルトでは非圧縮デプロイが行われます。

    二.バックアップ

    1.バックアップパスの設定

    注意:バックアップパスの設定は、スーパ管理者のみが実行可能です。

    スーパ管理者がFineBIポータルにログインし、[システム]-[スマート運用保守]-[バックアップとリカバリ] をクリックし、[グローバル設定] ボタンを押してバックアップパスを設定します。以下の図のように:

    デフォルトのバックアップパスは../backup,バックアップファイルはプロジェクトの%FineBI%/webapps/webroot/backupフォルダに保存されます。

    ユーザはbackupフォルダを他のフォルダに変更できますが、プロジェクトのパス以外には保存できません。

    バックアップパスを変更する際に前の../を取り除くと、バックアップファイルはプロジェクトの%FineBI%/webapps/webroot/WEB-INFフォルダに保存されます。

     2-正式版.jpg

    2.バックアップ方法

    [プラットフォーム設定]、[帳票テンプレート]、[JARファイル]、[プラグイン] の各タブで、手動バックアップと自動バックアップ の2つの方法を利用できます。

    2.1手動バックアップ

    [手動バックアップ]をクリックすると、ダイアログボックスが表示され、名前をカスタマイズできます。[確定]をクリックすると、手動バックアップが完了します。以下の図のように:

     3-正式版.jpg

    2.2 自動バックアップ

    スーパ管理者は[グローバル設定]で自動バックアップの[バックアップ頻度]、[部数の上限]、[バックアップ容量]、[失敗通知]などを設定できます。以下の図のように:

     4-正式版.jpg

    各設定項目の詳細は、以下の表を参照してください:

    設定項目

    説明

    注意事項

    バックアップ頻度

    デフォルトは「毎週」であり、自動バックアップは午前2時に実行される

    -

    部数の上限

    各モジュールの自動バックアップの上限はデフォルトで5つ

    部数の上限に達すると、新しいバックアップを作成する際に最も古いバックアップが削除される

    上限を変更しても、すぐには適用されない

    次回のバックアップ実行時に自動的に検測を行い、適用される

    バックアップ容量

    各モジュールの自動バックアップが使用できるディスク容量のデフォルトは 1024MB

    ディスク容量が上限に達すると、新しいバックアップを作成する際に最も古いバックアップが削除される

    バックアップ容量を変更しても、すぐには適用されない

    次回のバックアップ実行時に自動的に検測を行い、適用される

    バックアップ失敗通知

    自動バックアップが失敗した場合、システムは[SMSアラート]、[ポータルメッセージ]、[メール通知]を通じて知らせることができる

    SMS通知を利用するには「SMS機能を起動」する必要がある

    メール通知を利用するには[メールサービスを設定]する必要がある

    3.バックアップされるファイル

    バックアップファイルは、デフォルトで %FineBI%\webapps\webroot\backup ディレクトリに保存されます。詳細な保存先は以下の表のとおりです:

    注意1: スーパ管理者はバックアップファイルの保存先を変更できます。詳細は本文の2.1 節を参照してください。

    注意2: セキュリティを強化するために、自動バックアップのファイル名の末尾にはランダムな文字列が付加されます(文字化けではありません)

    バックアップ内容

    説明

    バックアップファイルの保存フォルダ

    プラットフォーム設定

    システムのプラットフォーム設定やFineBIダッシュボードの関連設定をバックアップ

    config

    帳票テンプレート

    %FineBI%\webapps\webroot\WEB-INF\reportlets   フォルダ内のテンプレートをバックアップ

    reportlets

    JAR パッケージ

    %FineBI%\webapps\webroot\WEB-INF\lib フォルダ内の JAR パッケージをバックアップ

    jar

    プラグイン

    システムにインストールされているプラグインをバックアップ

    plugins

    プラットフォームの設定を例に挙げると、バックアップファイルはパス%FineBI%\webapps\webroot\backup\configに保存されます。その中で、 manualは手動バックアップ autoは自動バックアップを示します。以下の図のように:

     4-正式版-真的后面顺延.jpg

    4.バックアップ管理

    バックアップ管理はバックアップのリネームと削除をサポートしています。手動バックアップと自動バックアップの操作手順は同じです。

    1)リネーム

    リネーム必要があるバックアップを選択し、[リネーム] をクリックして新しい名前を入力し、[確定] をクリックすると変更が反映されます。以下の図のように:

     5-正式版.jpg

    2)削除

    削除する必要があるバックアップを選択し、[削除] をクリックします。[確定] をクリックするとバックアップが削除されます。以下の図のように:

     6-正式版.jpg

    5.注意事項

    問題記述:

    バックアップが失敗し、以下のエラーが発生します:「java.sql.SQLDataException: data exception: string data, right truncation;  table: FINE_CONF_ENTITY column: VALUE」

    原因分析:

    「fine_conf_entity」 テーブル内に長さが制限を超えたデータが存在するため、バックアップに失敗しています。

    解決方法:

    方法一:長すぎるデータをフィルタリングし、削除する。

    方法二:MySQL外部データベースを使用している場合のみ適用。

    スーパ管理者が「fine_conf_entity の可視化設定プラグイン」を使用し、 BackupConfig.customValueLength のパラメータ値を調整することで、最大長の制限を変更できます。変更後、サーバを再起動すると設定が反映されます。以下のテーブルを示すように:

    設定項目

    変更ルール

    BackupConfig.customValueLength

    パラメータ値は正の整数である必要がある

    デフォルト値は65536

    三.復元

    1.注意事項

    1.1復元されたバージョンは自動削除される

    バックアップから特定のバージョンを復元しても、元のバージョンは自動的には削除されず、現在のバージョンのバックアップが自動的に作成されます。

    例えば、1日0時にプラグインのバックアップを作成し、バックアップAが生成されます。

    2日0時にバックアップAを復元すると、システムは2日0時の時点でエンジンが使用するプラグインをバックアップし、バックアップB を作成します。復元完了後も、バックアップAはそのまま保持されます。

    重要なデータを復元する場合は、復元前に該当するフォルダ(2.3節参照)のバックアップを再度取得するか、技術サポートに問い合わせて復元を依頼してください。

    技術サポート連絡先:https://help.fanruan.com/finereport-en/doc-view-3990.html

    1.2 一部のJARファイルは[プラットフォーム設定]で特定バージョンへの復元が非対応

    一部のJARファイルについて、[プラットフォーム設定]から特定のバージョンへ復元できない場合があります。詳細は以下の表を参照してください。

    現在のプロジェクトのJARファイルバージョン

    復元先のJAR バージョン

    2019-11-08、2019-12-20、2020-01-15

    2020-04-03、2020-05-19、2020-07-17

    2019-04-30、2019-06-14、2019-07-15

    2019-08-15、2019-09-18、2019-11-22

    1.3 復元後に再起動しないと設定が失われる可能性

    FineBI の FineDB 設定を復元した後、すぐにエンジンを再起動しない場合、キャッシュされた状態で操作を続行すると、次回の再起動時に設定が失われる可能性があります。

    そのため、 FineBI の設定を復元した後は、必ず指示に従ってエンジンを手動で再起動してください。

    1.4 復元後、スケジュールタスクが即時実行される可能性がある

    復元操作は、スケジュールタスク(定期実行タスクや定期バックアップなど)に影響を与える可能性があります。

    復元後、プロジェクトが 現在のシステム時刻と比較し、スケジュールタスクが未実行と判断すると、復元完了後すぐにタスクが実行される場合があります。

    2.復元方法

    管理者が FineBI システムにログインし、[システム]-[スマート運用保守]-[バックアップとリカバリ] をクリックし、 「プラットフォーム設定、帳票テンプレート、 JARパッケージ、プラグイン」 の同一時間の自動バックアップを復元します。

    これらの4つの項目は互いに影響し合っているため(例えば、プラグインとJARパッケージの互換性、テンプレートとプラットフォーム目次の互換性、テンプレート機能とJARパッケージ機能の関連性)、同時に生成された4つのバックアップを一緒に復元する必要があります。特定の項目だけを復元したり、異なる時間のバックアップ内容を復元したりしてはいけません。

     7-正式版.jpg

    異なるコンテンツの復元方法については、以下の表を参照してください:

    復元対象

    説明

    プラットフォーム設定

    復元時の注意事項:

    • バックアップ復元中、すべてのユーザ(管理者・業務ユーザ含む)はプロジェクトを使用できません。 事前に通知してください

    • 復元完了後、プロジェクトを再起動する必要があります。そうしないと、引き続き使用することができません

    • 復元プロセス開始後はキャンセルできません。慎重に操作してください

    復元の有効化:

    プロジェクトを再起動した後、復元機能が有効になります

    復元後、現在のプロジェクト内のすべてのダッシュボードは削除され、バックアップされたダッシュボードに置き換えられます

    プロジェクトをすぐに再起動しない場合、プロジェクトのキャッシュに基づいて操作を行うと、後で再起動した際に操作が失われる可能性があります

    したがって、 FineBIの復元を設定し、操作を行った後、必ず指示に従ってプロジェクトを手動で再起動してください。

    帳票テンプレート

    再起動は不要で、即座に有効になります

    • 現在のプロジェクトに存在しないが、バックアップに存在するテンプレートは追加されます

    • 現在のプロジェクトに存在し、バックアップにも存在するテンプレートは上書き更新されます

    • 現在のプロジェクトに存在し、バックアップに存在しないテンプレートは保持されます

    JAR パッケージ

    プロジェクトを再起動した後、復元機能が有効になります

    プラグイン

    再起動は不要で、即座に有効になります

    注意:サーバを再起動する際は、サーバが正常にシャットダウンされていることを確認してください。 Tomcatサーバの実行ウィンドウを直接終了させるような強制的なシャットダウンは避けてください。

     


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    Theme: システム管理
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