一.概要
FineBIでは、分析テーマを他のユーザと共有することが可能です。多様な共有方法が用意されており、ユーザのニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
· 公開:分析テーマをディレクトリに公開し、個人データを公開データとして提供することで、企業内の他のユーザが閲覧できるようになります。この方法は、ダッシュボードの内容が比較的固定されているため、企業のリーダーやチームによる長期的な閲覧に適しています。
· 共同作業:共同作業機能を利用することで、分析テーマ全体を共有できます。共有されたユーザは、分析結果がどのように段階的に得られたかを把握できるため、透明性が向上します。さらに、複数のユーザによる共同編集が可能で、効率的な分析作業が実現できます。
· パブリックリンク:FineBIにログインせずにパブリックリンクを利用することができます。この方法は柔軟性が高く、小規模なグループによる閲覧に特に適しています。
二.公開
FineBIでは、分析テーマとデータの公開がサポートされています。
· 分析テーマの公開:分析テーマをディレクトリに共有することで、企業の他のユーザが長期間にわたり閲覧できるようになります。
· データの公開:データを公開データとして共有し、企業内の他のユーザが閲覧・分析できるようにします。
1.分析テーマをディレクトリに公開する方法
分析テーマをディレクトリに公開したい場合は、[申請公開]をクリックし、公開ノードと展示プラットフォームを選択します。これによって、公開申請を行うことができます。以下の図のように:
管理者が承認後、指定されたノードに公開できます。閲覧権限を持つユーザは、そのノードで内容を確認できます。
このケースでは、分析テーマの作成者はスーパー管理者であり、ダッシュボードを直接ディレクトリに公開できます。一般ユーザが分析テーマを公開したい場合、管理者が[システム]-[公開管理]で承認を行った後に公開することができます。
2.データを公開データに公開する方法
分析テーマ内で編集したデータは、「公開データ」として他のユーザが利用できるように公開できます。詳細については、「②データの編集及び更新」の第3章第2節をご参照ください。
三.共同作業
分析テーマを他のユーザと共有する際に、使用権限と編集権限を設定できます。
権限 | 説明 | シーン |
---|---|---|
使用 | 分析テーマ内のすべてのデータ、コンポーネント、ダッシュボード、および分析ドキュメントを確認できます | 他人がどのように分析を作成しているのかを知りたい場合、その制作プロセスを確認したいです |
編集 | 分析テーマの下にあるすべてのデータ、コンポーネント、ダッシュボード、分析ドキュメントを表示および編集できます | 制作の過程で他のユーザも加わり、共同で分析テーマを編集できることを望みます |
例えば、完成した分析テーマをdemoユーザに見せて共同作業するには、[···] - [共同作業] - [共同作業を追加] - [demo]を選択して権限を与えます。以下の図を参照してください:
demoユーザは[自分の分析] - [私と共同作業]で共有された「分析テーマ」を見つけて編集できます。
四.パブリックリンクの共有
パブリックリンクを利用することで、分析テーマをFineBIをダウンロードしていないユーザや少数のユーザと柔軟に共有できます。
具体的には、作成した分析テーマをクリックし、[···]-[パブリックリンク]をクリックします。[パブリックリンク]を有効にすると、[リンクコピー]をクリックします。以下の図のように:
他のユーザはパブリックリンクをクリックすることで、共有されたリソースを確認できます。以下の図のように:
注意:この例では、ローカルコンピュータにダウンロードされたFineBIを利用しています。リンクアドレスをローカルで開くことでアクセスできます。デモ環境を設定しないと、ローカルのFineBIは外部ネットワーク経由でアクセスできません。
この例では、ローカルコンピュータにダウンロードされたFineBIを使用しています。モバイルでリンクにアクセスするには、以下の2つの手順を実行する必要があります:
1. リンクを修正し、localhostを自分のコンピュータのIPアドレスに変更します。
(http://192.168.3.12:37799/webroot/decision/link/HP1p)
2. ローカルコンピュータのホットスポットに接続してリンクにアクセスします。(携帯電話とPCが同じネットワーク環境にあることを確認してください)